岡崎にあります「はまな整形外科クリニック」より腰痛、関節痛、骨粗しょう症、筋肉・骨の腫瘍以外の治療についてご案内します。

骨折

レントゲン検査で骨折を認めた際、手術適応の方は岡崎市民病院を初めとする希望される病院へ紹介させて頂きます。手術適応でない方は骨折部位・タイプに応じて保存療法(ギプス固定・シーネ固定・装具固定)などを行います。経過に応じて必要であればリハビリテーションを行います。

骨折

【鎖骨骨折の方のクラビクルバンド固定】 【足のギプス固定】

以上のように骨折の部位、タイプにより、固定方法や固定期間は異なります。

捻挫

捻挫というと軽く考えがちですが靭帯損傷のことを指します。(下の図の水色の部分が靭帯です)
放置しておくと靭帯がゆるみ捻挫を繰り返しやすくなります。なので、捻挫は初期治療が大切です。 一番多いのは足関節捻挫です。

靭帯のイラスト

靭帯損傷の程度、スポーツレベルに合わせた治療(固定方法・リハビリテーション)を行ないます。
詳しくは「スポーツ外来のスポーツによる下肢の障害」のページをご参照ください。

つき指

多くの方が経験したことがあると思いますが、つき指も初期固定が大切です。

IMG_2440中には骨折をしている方もおられます。放置せず受診しレントゲン検査で確認することをお勧めします。骨折の有無にかかわらず程度によってはシーネ固定を行います。

右の写真は1例です。骨折部位タイプにあわせて固定方法は異なります。

腱鞘炎

腱鞘炎の代表的なものは、手関節のケルバン腱鞘炎と手指の狭窄性腱鞘炎(ばね指)です。ばね指注射
腱鞘炎とは腱鞘部分に炎症が起きている状態なので、炎症を引かせる内服や、外用薬、注射を行います。
注射は疼痛がひどく日常生活に支障をきたす場合に行います。

肘の痛み

テニス肘注射肘の痛みは上腕骨外上顆炎・上腕骨内上顆炎が多く、これらは前腕の筋肉が上腕骨に付着する部分で炎症を起こしている状態です。治療としては、炎症が起きている状態なので、炎症を引かせる内服や、外用薬、経過が長い場合は炎症部分に注射を行います。

症状に応じて装具をお勧めすることもあります。
これは普段からの前腕のストレッチが重要なためストレッチ指導も行っています。ですが、長引く場合や症状を繰り返す場合は肘以外の身体の欠点が原因になっているケースもあり、個々に合わせてストレッチを指導していきます。

ガングリオン

ガングリエコー関節の周辺に、原因がなく米粒大からピンポン玉くらいまでの腫瘤ができます。好発部位は手関節です。悪いできものかと心配して受診される方もおられますが、多くはガングリオンで、これは良性のもので放置していても心配はありません。外見上気になる方や、周囲の神経を圧迫して痛みを伴う場合は穿刺することもあります。

創処置

創にも種類があり、切創、擦過創、熱傷、潰瘍、割創、咬創などがあり、その創の種類によって適切な処置(洗浄・縫合処置・モイストヒーリングなど)を行います。