われわれが目指す医療

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わたくし自身もそうですが、何か体に異変がおこると、より悪い病態を想定し、病人になりたがる傾向があります。まして、医学的知識が乏しい方であれば心配は増幅するばかりです。そういった精神状況がより痛みを強く感じさせる状態は、日常診療でよくよく経験します。病状を説明してあげた途端、なんか楽になってきた・・・と肩をなでおろして手を振って帰っていく患者さんもおみえです。

そもそも、病院に来る患者さんの多くは、病気を治してもらうのと同時に、精神的安堵を得に来るものだと私は思っています。

もし病気のみを診断し、適切な治療を施すだけであれば、これだけITが進んだ時代です、自宅のパソコンに医学書を全部インストールして、患者さんが自宅のパソコンに症状を詳しく入力すれば、診断と処方を提示してくれる、そのようなことは簡単にできるでしょう。

ではわれわれ医療従事者にできて、コンピューターにはできないことはなんだろう?

それは患者さんの精神的な状態を瞬時に察知してメンタルな面も含めてよりよい方向に導いてあげることだと思います。

病状のみならず、患者さんの暮らす環境、労働内容、スポーツ、心配事等、これらすべてが症状と密接な関わりを持ってきます。
これらをスタッフ個々が、患者さんとの会話の中から引き出していくことこそ重要なのです。
それに加え、最新の整形外科治療法を常に取り入れ、しかもそれを患者さんが理解できるように説明していかねばなりません。

他の科と比べ、整形外科の病態と治療はなかなか理解が得られないものです。なぜなら人間の体も機械と同じで、酷使してしまえば壊れてしまうからです。しかも機械と違って新品の部品に交換することはできません。しかし多くの患者さんは、当たり前のことですが、自分の体を元の正常な状態に戻してもらうことを望んで受診されます。我々もマジシャンではありませんので、元の新品の状態に戻してあげることはできませんが、うまく付き合っていける体を造っていくお手伝いはできます。しかし、ご自身の体です。受身の治療だけでは絶対に治りません!我々も一生懸命お手伝いをさせていただきますので、皆さんもがんばって自分の体を少しでも壊さないような努力をしましょう!!

わからないことは、なんでも聞いてください!医師のみでなく、スタッフ全員で、皆様の悩みを解消できるよう、お手伝いさせていただきます。

これが、われわれのクリニックが目指す医療です。

院長 濱名俊彰

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院長紹介

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ごあいさつ

いろいろな問題を抱え、暗く見られがちな日本の医療において、少しでも患者さんに笑顔を与えられるような治療を提供したいと思います。
医者は皆、患者さんの病気をなんとか治したいと思っています。
しかしその気持ちがなかなか伝わっていないのが現状ではないでしょうか?

医師不足・・・?たしかに医師だけで医療を行っていかなければならないのなら、間違いなく医師不足でしょう。当院では看護師も理学療法士も、医師と同様の説明を患者さんにできるようにしています。医療資格を有した人間が一丸となって医療に取り組めば、もっと多くの患者さんを満足させてあげる医療ができるはず・・・

医療を医師の個人プレーで行う時代はもう終わったと思っています。チーム医療をモットーに、とにかく伝わる医療を目指します!

略歴

岐阜大学医学部卒業
名古屋大学医学部整形外科入局
名古屋記念病院
愛知県がんセンター中央病院
岡崎市民病院 整形外科部長を経て
平成17年11月はまな整形外科クリニック開業

資格、所属学会

日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
身体障害者福祉法指定医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本体育協会公認スポーツドクター
その他所属学会として
日本臨床スポーツ医学会
日本リウマチ関節外科学会
日本脊椎脊髄病学会
日本リハビリテーション医学会