岡崎にあります「はまな整形外科クリニック」の関節リウマチにおける基本となる治療方法についてご案内します。

関節リウマチの治療は患者さん個々の生活・社会背景を捉えながら、個々に治療ゴールを設定し治療を進めていきます。ゴールに正しく向かっているかを評価する必要があると考えます。

RA ゴール

治療の評価の仕方

定期的に診察、採血、レントゲンを行い関節リウマチのコントロールが行えているか評価していきます。

当院においては「総合的疾患活動性指標」と呼ばれる、共通の物差しを使って評価し治療方針を組み立てています。

RA 診察

評価の際に心がけていること

患者さんのゴールが達成できているのかを評価し、達成できている場合は次のゴール設定を行い、達成できていなければ治療の見直しをします。

副作用のチェック

関節リウマチの治療をしていくうえで、副作用で身体を壊してはいけないので、当院では、定期的に診察をうけていただき、血液検査、尿検査、胸部のレントゲン検査を行い薬剤による副作用の早期発見に注意しながら治療しています。

抗リウマチ薬は免疫を抑制する薬になりなす。そのため、健常者の方より免疫力が低く、そのため感染症に注意しなければいけません。

当院では、副作用についても患者さんに理解してもらうために、関節リウマチの治療が始まる前に、医師、看護師が患者さんへ服薬指導を行います。

代表的な副作用と検査

2副作用

副作用の早期発見のために、検査を定期的に行います。

服薬指導

3副作用

以上のような症状が出た場合は服薬を中止し、速やかに医師に申し出てください。

最後に

関節リウマチは正しい治療を受ければ決して怖い病気ではありません。先ほども述べたように早期に診断を受け早期から治療を始めれば、関節変形などおこらずに関節リウマチでない方々と何ら変わりない生活を送ることができます。

副作用4
最近の関節リウマチ治療は、症状がなくなっても薬物治療を継続し、症状がない状態を維持していく流れになりつつあります。自己判断で治療を中断してしまうことはとても危険なことです。
患者さん自身も関節リウマチの理解を深め、治療に興味を持ち積極的に治療に参加することが望ましいと考えています。そのために医師・看護師も最新の情報にアンテナを張り、患者さんの個々のライフスタイル・患者さんの望みに耳を傾けながら治療していく必要があると思っています。yjimageRSKQ23EA
どんなに小さいことでも疑問を残さず質問して頂き、一緒に治療していきたいと思います。

ご不明な点がございましたら医師、看護師にお気軽にお尋ね下さい。