岡崎にあります「はまな整形外科クリニック」の関節リウマチの治療についてご案内します。

今、関節リウマチの治療は
大きく変わろうとしています!

整形外科医である私が、整形外科領域の疾患の中で、この10年間で最も進化した治療は?と聞かれて真っ先にお答えするのが、関節リウマチに対する薬物療法です。

またどの先生にかかるかで治療結果が最も左右されるものの代表格も関節リウマチでしょう。一昔前までは関節リウマチではなくて慢性関節リウマチという病名が使われておりました。

リウマチにかかると、治療は継続しているものの、関節痛がなかなかコントロールできず、関節変形も少しずつ進行していく。要は、慢性的に患者さんが苦しめられていたのです。

ところがメソトレキサート製剤を代表とする免疫を調整する薬剤の使用に伴い、関節変形が抑制できるようになりました。しかしこれらのお薬はリウマチ専門医でなくとも、誰でも使用ができます。ほんの一部のドクターの不適切な患者さん管理により、副作用に伴う死亡例が新聞で報道され、とても安全かつすばらしい薬剤なのに患者さんが敬遠してしまうケースもあります。

最近では、さらにリウマチの関節炎症を根源から抑制する薬剤(注射剤)も、ようやく日本でも使用できるようになりました。しかしこれらの薬剤の恩恵を受けているのは、いまだリウマチ患者さんの一握りの方のみです。

私は今後関節リウマチにおいて、これらの新しい治療法をもっと早期から導入していくことが不可欠であると考えています。と同時に、最新の知識と情報は、医師のみならず、患者さんにも持ち合わせていただく時代だとも思います。
そのお手伝いは一生懸命させていただきますので、一緒に頑張って慢性という文字を消していきましょう!

関節リウマチの早期診断基準

日本リウマチ学会(1994年)
6項目中3項目以上でRA

  • 3関節以上の圧痛または他動運動痛
  • 2関節以上の腫脹
  • 朝のこわばり
  • リウマトイド結節
  • 赤沈20mm/時以上の高値またはCRP陽性
  • リウマトイド因子の陽性

リウマチ治療プロトコール

Step1「早期診断」

  • 早期診断基準をもとにリウマチを早期に診断する。

Step2「早期治療」

  • 非ステロイド系消炎鎮痛剤の投与
  • 発症3ヶ月以内で抗リウマチ薬投与{ブシラミン、サラゾスルファピリジン、メソトレキセート(MTX)}
  • リハビリテーション(筋力増強、関節可動、装具療法など)適宜

Step3「リウマチ活動性再評価」

  • 治療開始3ヶ月〜半年でリウマチ活動性再評価

Step4「評価に合わせた治療」

画像:評価にあわせた治療方法図。MTXが未投与であればMTXを投与します。MTXで副作用が出現すれば葉酸との併用あるいは中止、もしくは他の免疫抑制剤や生物学的製剤を使用します。MTXの効果が不十分の場合、MTXの用量を増やします。または、他の免疫抑制剤や生物学的製剤を使用します。

最新のリウマチ薬

  • メソトレキサート(商品名リウマトレックス)
  • FK506(一般名タクロリムス、商品名プログラフ)
  • インフリキシマブ(商品名レミケード)
  • エタネルセプト(商品名エンブレル)

薬剤の詳しいお話は診察時に行い、患者さんの理解を深めた上で使用していただきます。

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